原稿のブラッシュアップ

 原稿を推敲、修正することも無く、初稿のまま提出することなど、プロの作家でもできません。何度も文章の質を改善し、吟味します。文章以外の写真、イラスト等は、並行して準備します。オンデマンド印刷の技術には限度がありますから、原版は質の良いものを使用するようにしましょう。著作権等の問題をクリアした上で、必要な場合は写真に関する情報を書き入れるようにします。文章の推敲が一応の完成をみたら、第三者にチェックしてもらうことを忘れないようにします。自分の作品にどれほどの自信を持っていようと、他人の評価を参考にするプロセスは極めて大切です。自分の書いた文章の誤り、不自然な点を、自分自身が発見することは、難しいというよりも不可能だと、認識して下さい。ノンフィクションであれば、事実と相違ないのかを確認する作業も必要になります。その領域の専門家に依頼するなどして、これまでに蓄積された知見と矛盾していないかを調べましょう。その際、同時に門外漢に意見を求めるのも、時間的余裕があればお勧めします。というのも、門外漢には門外漢なりの受け止め方があり、説明の仕方が親切でない箇所を指摘してくれたりするからです。
 フィクションの場合も同様にチェックしてもらいますが、文章表現の美しさに拘る専門家や編集者に依頼するとよいでしょう。彼らはライティングの技量はもちろんのこと、より良い文章を作り上げることへの熱意も持ち合わせています。自費出版であろうと、優秀な編集者の協力は必ず必要になるのです。

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