引用や転載した時守るべきこと

本を出版する場合、気をつけなくてはいけない事項として、文章の“引用”や写真の“転載”があります。具体的には、どのように文章中に明記したらいいのか、また著作者にどう許諾を得たらいいのかということです。これは、著作権という法律が絡んでくるため、特に注意が必要となります。まずは、文章の引用です。これは、ほとんどが各種論文や著作物からの引用の場合が多く、いずれも文章中に明記することが原則です。具体的には、該当箇所にルビ番号を付して、そのページや最後にまとめて一覧で記載する等方法はいろいろ考えられます。記載する内容については、正確であることが必須条件です。次に、写真等の転載です。こちらは、著作者の許可が必要となり、その手間と時間を覚悟しなければなりません。また、最悪は許可されない場合も有り得るので一層の注意が必要です。まず許諾を得るための手続きとして、3種類の書面を用意しなければいけません。①転載許諾申請書②許諾書面③付帯書面の3つです。簡単にそれぞれの書面について説明しておきます。①の転載許諾書面は、著作者等への転載を許諾してもらうための依頼文です。そこには、転載を希望する写真等をできるだけ精巧にコピーしたものの添付と、どこにどのように転載するかがわかるような資料の添付が基本必要になります。多少改変が必要な場合ももちろん明記します。次の②許諾書面は、相手に許可・不許可の判断を仰ぐため提出するものです。①の必要な情報明記が必要です。そして最後の③付帯書面は、一番時間の掛かるもので、許諾する側が許可するかどうか判断するための材料となる資料となります。具体的には、出版企画の概要、詳細目次、著者略歴等があります。この一連の手続きは、当然のこととして、非商用・非売品扱いの自費出版される本にも必要、ということは心得ておきましょう。

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