用紙限界と印刷可能範囲

自費出版する場合は、実際の本のレイアウトを自ら検討・想定しておくことが重要となります。そこで、その方法をご紹介していきます。まずやることは、本の大きさとなる「判型」を決めること。判型が決まると、次に「印刷可能範囲」を決めます。ここで、参考となる知識をご紹介します。判型とは、よく使われる「A4判」、「A3判」のことで、「用紙限界」と言われるものです。作られる本の種別で通例として、ある程度判型も決まると言われています。ちなみに、A4判は写真集・画集など。B5版は専門書・趣味など。A5版が学術書・教科書など。B6版が、文芸書・学習参考書など。A6版は、文庫本など。ちょっと特殊な呼び方として、「菊判」「四六判」と言われるものがあります。それぞれA5判、B6版より一回り大きいものと考えて下さい。一方、印刷可能範囲は、本文が印刷される面積を指します。判型がJIS(日本工業規格)で厳格に寸法が決められるのに対し、こちらの印刷可能範囲は、読みやすさ等の感性で変わってきます。通例で、ある程度決まってはいるようですが、工夫次第で変えることは可能なもの、と考えておいてください。当然、印刷可能範囲を大きく取れば、本文が多く入れられるため用紙のロスは減りますが、読みやすさ等の体裁で嫌われては何にもなりません。作る人の感性が問われる分野と言われる所以です。いろいろな本をそのような目で見てみるのも面白いかもしれません。自分にとってどの程度がいいか、それこそ一覧表でも作っておくのも、先々参考にできるかもしれません。通例と言われている数値を、参考にご紹介します。A5判を例にしてみます。判型としては、ヨコ148mm×タテ210mmです。このA5判の印刷可能範囲を、偶数ページを前提にあげると、上部を32mm、下部22mm、左側20mm、右側22mmと言われています。

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